外反母趾の骨が当たって痛い靴
2020/01/17
サロンコースで通っていただいてるお客様の靴調整です。
靴同行ショッピングで買ったローファー23.5cmは、足にぴったりとフィットしているので、とても歩きやすいんです。
ただ、ぴったりすると色々と問題も起こります。
こちらのお客様のケースは、右足のみ靴ずれ、左足のみ外反母趾の骨が当たって痛くなる、という二点の問題が起こりました。
ご来店されるなり、
「ここが当たって痛くなるんです。やっぱり24cmの方がよかったんでしょうか」
お気持ちわかります。
単純に考えれば、当たって痛いならサイズをあげれば解決するんじゃないかな、と。
もしかしたら、それを勧める靴屋さんもいるかもしれません。
でも、でも、でもね。久美さんはそれは勧めません。
なんで???
それはですね。このケースは靴のサイズをあげても解決することではないからです。
もちろん、一瞬は足当たりがよくなり、快適になります。
でも、フィット感がない靴は、足がその中で泳いでしまって、良い状態とは言い難いです。
23.5cmでも、足指の前に5mm~1cmほど余裕(捨て寸)がしっかりあればサイズを上げる必要はありません。
このサイズで、問題がおこっているところのみ、対処をします。
そこで、登場するのが、じゃじゃーーーん
こちらのストレッチャーです。
痛い部分のみ、皮を伸ばしてスペースを作ります ^^
痛い箇所をポイントでお伸ばしして、履いて歩いていただくと、、
「あ、全然違います!!これで履いて帰れます ^^」
良かったです♪
そして、靴ずれの右足には、かかとに貼るお勧めタイプのパーツをペタリ。
かかとに貼るタイプは色々ありますが、あまり効かないものが多く(;'∀')
たくさんのお客様の靴調整で、たどりついたパーツです。
靴が痛い だったらサイズを上げるか、、、
の方程式はもうやめましょう。
大きな靴の弊害をしると、もうそれを選ぶことはなくなります。
ポイントは足指のスペースがしっかりあるかどうか。
それが確保されていたら、いつも履いているサイズより下がっても問題なし!!
だって、メーカーによっても靴の種類によっても、サイズ感が異なるから。
いつも履いてるサイズにこだわらず、足のフィット感を重視しましょね ^^